■古沢脚本は俳優ネタで遊ぶことがある
もし東出と杏が共演するとしたら、どのような配役があるのだろうか。古沢氏なら“元夫婦”という因縁や、過去の出演作にちなんだネタを提供してくれる可能性が高い。
「たとえば、古沢氏が手掛けた『リーガルハイ』(フジテレビ系)では里見浩太朗(84)が事務員を演じているんですが、里見が71年に『水戸黄門』(TBS系)で“助さん”だったことにちなみ、“格さん”を演じた大和田伸也(73)や伊吹吾郎(75)が登場すると『水戸黄門』のBGMを流すネタシーンがありました(笑)。
また、かつて下北沢を拠点に劇団をやっていた主演の堺雅人(47)に、“(夢をみたければ)下北沢の三流劇団に入りたまえ!”と言わせる場面もありましたね」(専門誌記者)
ちなみに、大河ドラマの出演経験については、東出は15年の『花燃ゆ』で重要人物・久坂玄瑞として出演していた。
杏の場合は、09年の『天地人』では伊達政宗(松田龍平)の妻・愛姫を、12年の『平清盛』では、源頼朝(岡田将生)の妻・北条政子をそれぞれ演じている。