■SMAP解散後、中居は“危ない”存在だった

 中居といえば、2005年には木村拓哉(48)や坂口憲二(45)と並び、8社とCM契約を結び、その年のCM出演数1位の“CMキング”として名を馳せた過去もある。また、2001年と2002年にも2年連続CM出演本数1位だった。しかし、2017年のスマホゲーム『デレステ』以来、CM出演がないのだ。

「3度も“CMキング”に輝いた中居さんが、4年間もCM出演ゼロというのはたしかに驚きですよね。ただ、それには深いワケがあるんです。

 というのも、中居さんはSMAP解散後から、ジャニーズ事務所退所に向けて自ら新規の仕事を入れないようにするなど、身辺整理をしていたとささやかれていましたからね」(広告代理店関係者)

 2016年12月をもってSMAPが解散。4年前の2017年といえば、稲垣吾郎(47)、草なぎ剛(46)、香取慎吾(44)がジャニーズ事務所を退所し、中居がソロになった年でもある。

「中居さんは木村さんとともに残留しましたが、ジャニーズ事務所本体との関係はほぼ断絶状態で、自身のマネージャーを通じてしか連絡がとれない、事実上の社内独立状態だったといいます。自ら身辺整理をしていることに加え、いつ事務所を退所するかもわからない存在だったわけで、そういう状況だということは広告代理店にも伝わってきます。

 中居正広というブランドはもちろんありますが、やはり“ジャニーズの中居正広”にクライアントはCMに出演をお願いするわけで、いきなりジャニーズタレントではなくなる可能性が、当時はあったわけです。そんなことになれば契約もややこしく、クライアントに大きな迷惑がかかりますから、そういう危ういタレントにはCMのオファーはできません。そのため、中居さんのCM出演がどんどん減っていったのでしょう」(前同)

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