■TBSと個人の仕事が多かった

 メンバーカラーをさり気なく仕込んだり、他局の番組にもかかわらず『スマスマ』の正式なロゴマークを使用したり、TBSがSMAPをいまも大切に思っているのがうかがえる。

「TBSへのSMAPの出演は14~15年の『UTAGE!』や特番『音楽の日』くらいで、あまりグループとしての番組のイメージはありません。しかし、メンバー個人でのドラマやバラエティ番組出演はかなり多い。稲垣は04年の『吾郎の細道』から名前や番組リニューアルをしつつ、SMAP退所後も19年3月終了の『ゴロウ・デラックス』まで、ほとんど途切れず出演していましたね」(前出の女性誌記者)

 草なぎは10年に『TBS開局60周年・終戦65年記念ドラマ 99年の愛〜JAPANESE AMERICANS〜』で主演を務めたほか、チョナン・カン名義で韓国で活躍した実績から03年6月にTBS系列の報道特別番組で韓国の盧武鉉大統領と対談し、その模様が日韓で同時放映されたという、歴史的瞬間を提供している。

「香取の場合はドラマ方面で大活躍です。95年の『未成年』で知的障害を持つ少年・デクを演じ第7回ザテレビジョンドラマアカデミー賞・助演男優賞を受賞。その後もゲスト込みで7本の連ドラに出演しています。元SMAP、現『新しい地図』とTBSの繋がりは非常に濃い。今回のテロップの件を見ても非常に丁寧でSMAPへのリスペクトが見られますし、中居と3人がいつの日か『金スマ』で共演する、という可能性も十分あり得ますよね」(前同)

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