■三浦さんも海外を目指していた

「新田は4月末で事務所を円満退社して、国内での俳優活動を休止して海外進出することが報じられています。新田はアメリカ生まれだし、父親も海外出幅広く活躍していたアクション俳優の千葉真一(82)ですから、必然的な流れだったかもしれません。ファンからは《春馬くんの思いも背負って頑張って欲しい》という声があります。三浦さんも、海外進出に目を向けていましたからね」(専門誌記者)

 三浦さんは日本文化をこよなく愛しており『日本製』(ワニブックス)という著書を出版するほどだったが、この理由も「海外で自国のことをちゃんと語れるように」というのがあった。16年と19年にはアメリカのブロードウェイミュージカル『キンキーブーツ』の日本版で主演を務め、三浦さんの代表作となっている。

「13年はニューヨーで1か月、17年にロンドンへ2か月の短期留学もしていたほか、昨年7月21日の『女性自身』(Web版)によると、撮影の合間も英会話レッスンをしたり、日常的に英語で日記をつけて語学力を鍛えていたそうです。18年からは世界中のいろいろな雑貨などを紹介する 『世界はほしいモノにあふれてる』(NHK)のMCを務めていましたね」(前同)

 19年3月17日の『FRaU』のインタビューでは、三浦さんは20歳になるまでは海外に興味が無かったが、年を重ねるごとに人や作品に刺激され、

「世界中に一体どんな遺産があって、どんな風習があって、どんな綺麗な景色があるんだろう?って、いろんなことに興味津々です」

 と話していたこともある。

 本格的な海外進出を果たすことなく、三浦さんは旅立ってしまった。新田には、三浦さんが果たせなかったぶんも、海外で活躍してほしいーー。

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