■NHKお気に入りの女優が満を持して

「実は、黒島にとっては3度目の朝ドラです。15年に同じく羽原脚本の『マッサン』に1週間分だけ出演し、20年の『スカーレット』でも中盤のわき役で出演、そして今回で主演と、順当なステップアップといえますね。15年の大河ドラマ『花燃ゆ』や19年の『いだてん~東京オリムピック噺~』、17年の『アシガール』などなど、NHK作品への出演も多く、NHKお気に入りの女優なのかもしれません」(前出の女性誌記者)

 演技力についても、19年に周防正行監督の映画『カツベン!』で100人以上のオーディションを勝ち抜いてヒロインに抜擢されて第43回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞したり、『アシガール』では遠国時代にタイムスリップして足軽になった主人公を演じるにあたり、「走ったり、転んだり、蹴られたり、落ちたり」と、まさに体当たりの演技をしている。

「ちなみに、憧れの女優は同郷の満島ひかり(35)と15年に『スポニチ』で明かしていますが、同時に“目標にする女優さんはいない。自然なお芝居ができる女優になりたい”とも話していました。当時は記事に“いま大河に咲く赤いハイビスカスが、いつしか主役の大輪として大河に返り咲く日が来るかもしれない”とされていましたが、順調にいけばいつか大河ヒロインも実現できそうですね(笑)」(前同)

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