■勢いより「知名度」が優先された!?
前出の芸能記者は続ける。
「千鳥は、レギュラー番組も多数抱える超売れっ子芸人で、勢いも十分です。ただ、それでもCMを“奪われた”たのは、一般的な知名度や影響力で言えば、やはりダウンタウンのほうが上だからではないでしょうか。
平野のケースも同様なのかもしれませんね。キンプリや平野は今や飛ぶ鳥を落とす勢いですが、知名度でいえば、木村にはまだまだ及びません。タウンワークは求人情報サイトの中では大手ですし、より高い訴求力を必要としているはず。そうなると、伸び盛りの平野ではなく、人気も知名度も盤石な木村を選んだということなのかもしれません」
勢いのある“後輩”から、すでに知名度と実績を持つ“先輩”への交代。CM業界ならではの出来事と言えるのかもしれないが、前出の女性誌記者はこう付け加える。
「平野と木村といえば、思い出すのが、1月3日の『VS魂』(フジテレビ系)。平野は、大先輩の木村に対して、自ら考えた呼び名“キムタくん”を提案したんです。木村は、その場で、“あり、あり、あり”と許容し、放送後の自身のインスタグラム投稿にも“キムタくん”と入れる器の大きさを見せました。
ただ、木村といえば、かつて“キムタク”呼びに対して激怒していた過去がありますからね……。まさか、そんなことはないとは思いますが、“キムタくん”呼びを根に持っていて、それがCMの交代につながった、という可能性も……」
とにもかくにも、平野紫耀から木村拓哉への継投というのは、なんとも豪華な話だ。