■コンプライアンス遵守の時代に完全逆行
地方局の社長と社員の不倫疑惑ということで、当事者の2人を含め、関係者はそこまで事態を深刻に受け止めていなかったのかもしれない。
「『FRIDAY』の直撃を受けても、雑誌が発売されるまでは“何とかなるだろう”という構えでいたのかもしれないですよね。ただ、記事がネットで爆発的に拡散され、全国的なニュースとして大々的に取り上げられてしまいました。ここにきてようやく事の重大さに気づいたのではないでしょうか。
不倫やセクハラを大きな問題ととらえず、そのままねじ伏せようとする――静岡放送のやり方はコンプライアンス遵守の時代に完全逆行していて、大石氏はまさに“昭和的経営者”と言えるでしょうね。静岡放送の社長職は辞任するということですが、今後も院政を敷く可能性は極めて高そうです」(前出の静岡放送関係者)
3月8日の月曜日には進退を発表するという大石氏。ワンマン社長は、果たしてどのような結論を出すのだろうか。