■日テレの本音は“勝負”に非ず!?
日テレで仕事をする放送作家は言う。
「『ブランチ』は裏番組ですから、確かに新番組『ゼロイチ』が戦わなければいけない相手ではあります。ただ、日テレの本当の思惑は“『ブランチ』潰し”ではないでしょう。いくらなんでも、指原さん、松丸さん、入社２年目の石川アナでは、戦うにしても面子が地味すぎますからね……」
日テレが『ゼロイチ』を始めた本当の思惑は、『メレンゲの気持ち』終了の理由にも関係していそうだ。
「ここ数年のテレビ不況に加えて、新型コロナウイルスの流行から広告出稿が激減していて、民放の盟主と言われる日テレも大ダメージを受けています。そこで制作費の削減に着手したのですが、真っ先に睨まれたのが長寿番組。とりわけ２００８年より前にスタートした番組です。０８年以降は、リーマンショックの影響で制作費の見直しがあったのですが、見直し前と後の番組では制作費の額が倍近い差がついているそう。
『メレンゲの気持ち』は１９９６年放送開始ですし、芸能界の重鎮である久本雅美さん（６２）のギャラはかなりの高額。他の出演者も多く、ロケコーナーもあるという制作費の高さが最大のネックとなって、打ち切りになったという話ですね」（前同）
