■キンプリゴリ押しで冷遇されていたセクゾだが……

 映画の製作が発表された際にも、中島は「小説の中で大恋愛ができないかなと思って書店巡りをしていた時、運命的に出会った1冊の本」「大号泣したこの小説の映画化のお話をいただいた時は、震えるような感動と同時にずっしりと重い責任を感じました」「清廉な美しさをもった松本穂香さんと共に、僕の26年の人生の最高傑作にしたいと強く思っています」とコメントし、作品への強い思い入れを明らかにしていた。

「セクゾは一時期“低迷している”と言われていました。2019年6月の『文春オンライン』では、King&Princeを売り出していきたいジャニーズ事務所が、セクゾにきたオファーも“キンプリを使ってほしい”とゴリ押しし、セクゾが冷遇されていたことも報じていましたからね。

 ただ、セクゾには一昨年の夏頃から、を担当していたスタッフがセクゾチームに入り、大規模なテコ入れがあると言われていました。あれから2年弱、中島の主演作品も決まり、ようやく嵐チームのテコ入れが結実してきたのではないでしょうか。

 中島がネトフリで配信される映画の主演を“手繰り寄せる”ことができたのも、ネトフリと嵐チームの関係性からだったのかもしれません。嵐の5人に密着したドキュメンタリー『ARASHI‘s Diary -Voyage-』もネトフリの制作でしたからね」(芸能プロ関係者)

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