■コア層の中でも「ティーンと女性」

 テレビ各局はこれまでの世帯視聴率から、13~49歳の“コア層”と呼ばれる若年層の個人視聴率を重要視するようになってきている。

「特にティーン層と女性の数字は重要です。ティーン、子どもが番組を見るということは、その子どもにお金を使う親も見ているということ。そして広告を出稿するスポンサー企業が狙いたいのが購買力のある女性です。

 メイクやスキンケア、食品。日用品のスポンサーはテレビ局にとって大のお得意様ですからね。『SHOWチャンネル』はテレビ局にとっても一番お金に直結する、子どもと女性の心をガッチリつかんでいるといえます」(前出の民放キー局関係者)

『SHOWチャンネル』は、芸能人、文化人、アスリート、視聴者の「やりたい」にチャレンジする番組をコンセプトに掲げ、毎回個性豊かなゲストが登場し、さまざまな企画に挑戦するところが視聴者から支持されているのだろう。

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