■重岡は素人イジりも完璧
その後、彼らと海岸でフリースタイルフットボールに興じたり、スキムボードというマリンスポーツの全国大会で優勝した男性に声をかけて話を聞くなど、関西人らしい人懐っこさでロケを盛り上げた重岡。ロケの最後に訪れた干物店ではアジの干物を試食し、「おいしそう! ピカピカや、もう」「ホロホロやで」「最高やで」とレポート。
ふだん魚をあまり食べないという重岡だが、店主から「日本の昔からの味なんでね。皆さんで忘れないで食べていってほしい」と言われて「確かに」と感銘を受けていたが、店主は毎朝干物を食べているわけではないと聞き、「ちゃうんかい!」とツッコんでいた。
見事な素人イジりと見どころ盛りだくさんの重岡のロケを、MCの所ジョージ(66)は「上手なリポートでしたね、これね!」と大絶賛。視聴者からも「重岡くん1人でめっちゃ上手にロケするやん!」「重岡大毅の良さが全面に押し出されてて悶えた」「一般人の方とのかけあいが高度だったね」「重岡くんの魅力がもりもりだった」「関西人ノリがめちゃくちゃ面白くてよかった」「笑コラの重岡くんめっちゃリアコ」「重岡大毅のいいとこですぎじゃない?」「しげまでは覚えてもらえるのに岡までは覚えられない重岡さん。笑」「早く名前覚えてもらいたいね(笑)」など、称賛の声が続いた。
そんな重岡だが、2018年に雑誌『ポポロ』(麻布台出版社)でジャニーズWESTが連載していた「7色のシルエット」最終回で、過去の自分は「こう見られたい、こう見えなきゃいけない」という気持ちが強かったと振り返り、デビュー後は「アイドルをまっとうするなかでも、庶民的な感覚を大事に、近所の兄ちゃんみたいな親近感のある存在、そんなアイドルになりたい」と語っていた。
今回のロケでの重岡は、まさにそんな「近所の兄ちゃん」のような親近感があった。2020年放送の吉高由里子(32)主演ドラマ『知らなくていいコト』(日本テレビ系)出演以降、俳優としても注目されている重岡だが、所が絶賛するロケスキルで今後活躍の場をますます広げそうだ。