■「ジャニーズではこういうことを教えてるの？」
深夜帯からゴールデンに移行し、予算を含め番組規模はスケールアップし、初回スペシャルのようにゲストが多数登場するような、キャスティング面での強化は今後、見えてきそうだ。
「『家事ヤロウ』はバカリズムさん、カズレーザーさん、中丸さんのゆるい進行や、登場したレシピへの忖度ない意見といった３人のやり取りが、番組の人気の秘訣でした。それがゴールデン進出によって薄れていってしまう可能性はあるでしょうね。
深夜で人気があったのに、ゴールデンに移ったら、番組の持ち味が消えて、すぐ終わってしまう、ということは珍しくない。『家事ヤロウ』は、今後いかに深夜時代の魅力を維持していくかが、課題になるでしょうが、その鍵は、バカリズムさんとカズレーザーさんによる“中丸さんイジり”ではないでしょうか」（前出の制作会社関係者）
過去の放送では、バカリズムとカズレーザーが、中丸の猫舌を笑いながら指摘する。好きな具を乗せてトーストを作るとき、中丸だけバランスを意識してフルーツを乗せると、「こういうところがスタッフに好かれる」「ジャニーズではこういうことを教えてるの？」と、バカリズムがイヤミのような感想を言うことがあった。
「初回スペシャルでも、バカリズムさんが、Ｔｉｋ Ｔｏｋの動画撮影を無理やり中丸さんに押し付け、撮り終えても出来栄えにタッチせずスルーする。黒木さんが丸形のまな板を使っていることに中丸さんが“なんでその形のまな板なんですか？”と質問すると、関係ないバカリズムさんが“文句あるか！”と強く当たる、といったイジりがありましたね」（前同）
