■内閣官房長官が言及し、会長&社長が謝罪
放送直後からネット上で、「これはひどい」など発言を疑問視する声や批判が殺到し、大炎上。
放送日の午後に日本テレビは、「担当者にこの表現が差別に当たるという認識が不足しており、放送前の確認も不十分だった。アイヌ民族の方々を傷つける不適切な表現で放送してしまった」とのコメントを発表。3月14日には、脳みそ夫も自身のツイッターで「勉強不足を痛感」と記した直筆の謝罪文を投稿した。
しかし、これだけでは騒動は収まらず、3月16日の記者会見で、加藤勝信官房長官(65)が「極めて不適切」とこの問題に言及し、内閣官房の担当部署を通じて日テレに厳重抗議をしていたと明らかにした。
3月18日に日本民間放送連盟(民放連)の定例会長会見では日テレの大久保好男会長が、同月22日の日テレの定例会見で小杉善信社長がそれぞれこの不適切表現の件で謝罪した。
だが、日テレ局内では、今回の件に関して、さらに別の大きな問題も生じているというのだ。
「今回の騒動でもう一つ大きく問題視されているのが、この発言があったコーナーが『スッキりすの週末オススメHuluッス』だったことです」(放送作家)