■テレビマンの共通見解は「渡部は絶対無理」

 反社会的勢力との“黒い交際”が報じられ、2011年8月に芸能界から引退した紳助氏。その紳助氏は2002年4月の番組開始から引退まで『行列』のMCを務めた。

「紳助氏は2004年10月に吉本興業の女性社員への暴力、パワハラが報じられ、吉本から謹慎処分を下されています。謹慎期間は約2か月でしたが、この間の紳助氏のレギュラー番組は各局とも収録した日付などをテロップで入れるなどの処理をして、通常通り放送しました。

 ただ、『行列』だけは“緊急生放送”として、東野幸治(53)が代理司会を務める形での放送となったんです。これももしかしたらT氏の紳助氏への強い思いがあったからなのかもしれません。また当時、紳助氏の復帰は“早すぎる”とも言われましたが、これをバックアップしたのもT氏だとささやかれています」(前出の制作会社関係者)

『週刊現代』の報道通りであれば、T氏は公私ともに懇意にしてきた渡部をどうにか復帰させたいという思いでいるのだろう。

 制作会社プロデューサーは話す。

「多くのテレビマンの共通見解としては“多目的トイレ不倫”の渡部さんの地上波復帰は“絶対無理”というのが現状です。不倫の内容に、特に女性はドン引きですし、スポンサー企業からの理解も得られません。関係者の間では“復帰させようという考え自体がありえない”となっているんです。

 そんな状況にもかかわらず、渡部を復帰させようとしているT氏に対しても、“明らかにバランスを欠いている”という話が出てきていますね……」

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