■水分補給の目安、睡眠時は加湿器を
「スポーツ飲料は、オススメしません。同飲料は、運動時や炎天下での水分・栄養補給を想定して作られています。これを大量に飲むと、糖分の過剰摂取で、脱水症だけでなく、糖尿病も引き起こしかねません。利尿作用が強いコーヒーや紅茶も避けましょう」(同)
また、食事で水分補給するのも、効果的だという。
「水分補給量の目安は、1日1500〜2000ミリリットルです。春先は、水を飲むことに加えて、食事の際に、みそ汁やスープなど汁物を意識的にとることも大切です」(医療専門誌記者)
就寝時には、部屋の湿度にも気をつけたい。
「睡眠時の発汗で奪われる水分を抑えるため、加湿器を使いましょう。室内は、70%の湿度を保つのが最適です」(前同)
また、隠れ脱水症の“予兆”にも注意したい。
「便秘や口臭、皮膚の過度な乾燥、脚の筋肉のけいれん、尿が黄色くなるなどがサインです」(同)
陽気がよくなったのに、なぜか体調がすぐれない場合は、隠れ脱水症かも!?