■声優に憧れも

 そんな声優界を牽引する花江と、Cocomiはいち早く“共演”を果たしていた。『VOGUE JAPAN』の公式サイト上にて対談企画が行われ、その模様が昨年の7月30日に掲載されていたのだ。

 憧れの存在を前に《緊張のあまり、手が震えているほどです……(笑)》と緊張気味のCocomiだったが、アニメ談義や音楽の話になるとすぐに和やかな雰囲気に。そして、フルート奏者として、音楽家の道に進んだきっかけを花江に問われると、

《実はそれもアニメがきっかけなんです。3歳の時にジブリ映画の『耳をすませば』を観たのですが、登場人物のヴァイオリン職人を目指している少年・天沢聖司に憧れて、「私もヴァイオリンを弾いてみたい!」と思ったのが、音楽の道に進んだきっかけです》

 何と、アニメは彼女の人生にも大きな影響を与えていた。確かに当初は、妹のKoki,と一緒に名門ヴァイオリンスクールに通っていたCocomi。いつしか、手に抱える楽器はフルートに変わっていった経緯がある。

 対談では、冒頭のコメントで明かされた声優スクール通いにも触れられていた。どうやら、通っていたのは中学1年生の時で、当時はフルートと同じくらいに声優レッスンに励んでいたようだ。きっかけを問われると、《声優さんのお仕事自体にも興味があった》という回答のほかにも、こんな目的があったことも明かしている。

《「滑舌を治したい」という目的もあったんです。というのも、私は子どもの頃からインターナショナルスクールに通っていたので、日本語の発音が下手だったんですよ。たとえば、日本語で「オムライス」と発音するところを「ウォムライス」と言っちゃうとか……》

 小学校に入学する前から都内の有名プレスクールに通っていただけに、すっかりネイティブな発音が染み付いているのだ。木村家を知る芸能関係者が明かす。

「木村家の会話は日本語と英語、時折フランス語も飛び交うそうですよ。そんな娘さんたちに合わせて、ご夫婦もネイティブな発音にこだわってきたと言います。

 そういえば、日本でもバイキング形式の食事スタイルを“ビュッフェ”と一般的に使いますが、木村さんがバラエティ番組に出演した際にこれを“バッフェ”と発音して周囲を騒然とさせていました。もともとビュッフェとはフランス語からきていて、英語圏ではバッフェ、バフェなどと発音されることが多いんです。

 ただ、日本人が日常生活でネイティブな発音で英単語を話すと、いまだに周囲から“かぶれている”などとからかわれることもあったのかもしれませんし、ココちゃんも子どもながらに注文の際に“ウォムライス”と発音するのが恥ずかしく思っていたのではないでしょうか」

 帰国子女のキャラクターならうまく演じられそうだ。

【週刊女性PRIME】

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