■TOKIOもV6トニセンも知る「本当に怖いジャニーさん」
スタジオでも中居が、「ジャニーさんね、本当に怖いんですよ。僕らはもう、激怒の時代なんですね」「だから僕らのすぐ下、TOKIOもたぶん経験してると思います。V6の上の人たちも知ってますね。ジャニーさんが怖い感じは」と続けると、フリーの羽鳥慎一アナウンサー(50)が「5人の中で誰が怒られやすい感じだったんですか?」と、SMAP時代について質問。中居は、「連帯責任みたいな」「6人です。そのとき6人。そこすごく大事なところ」と、森且行(47)がまだSMAPにいた頃のことだと強調していた。
中居が語ったジャニー氏エピソードとSMAP“匂わせ”に、視聴者からは「ジャニーさんエピ好き」「特に目をかけてもらってたから相当怒られただろうね」「中居くんからジャニーさんエピソード聞けるの貴重」「中居くんからもときどき感じるSMAP愛が泣ける」「やっぱり中居くんは、SMAPのリーダーだね」など、さまざまなコメントが上がっていた。
中居は、ジャニー氏が亡くなった2019年7月放送の『中居正広のニュースな会』(テレビ朝日系)で、その死を悼み、自分のトークスキルを見出してくれたのもジャニー氏だったと振り返った。
一方ジャニー氏は、2011年の朝日新聞に語ったインタビューで中居について「SMAPの中居くんは全然しゃべれない人間だったけど、今しゃべりを専門にやってるわけでしょ」「彼なんかひと言しゃべるのが大変でしたもん。それがまた楽しいんですよ」と語っていた。
2020年、中居はジャニーズ事務所からの独立発表会見に、ジャニー氏の遺骨を持って臨んだ。本気で怒ってくれたジャニー氏の存在は、ジャニーズ、SMAPを離れ、一人になった今も中居の心の支えなのかもしれない。