片桐仁「本番前の楽屋で涙を流して読んだ」小説『透明な耳。』と『シン・ウルトラマン』大脱線トーク

■脱線に次ぐ脱線で話題はいつの間にか特撮ネタに

　話題は小説の話にとどまらず、多方面に展開。小説の舞台である下北沢の今と昔の話から、片桐さんの学生時代の話、昨年解散したお笑いコンビ・ラーメンズの結成秘話、俳優デビューした２０年ほど前のエピソードなどで大いに盛り上がった。中でも興味深かったのは、なぜか展開した二人の共通の趣味である特撮モノ、特に今話題の映画『シン・ウルトラマン』（公開日程調整中）のエピソードだ。「ウルトラマンのマスクはＡタイプなのかＣタイプなのか？　それとも劇中で進化するのか？」という超マニアックな議論が熱く交わされ、会場に観客のいないオンラインでのライブ配信という中ではあったが、終始和やかな雰囲気の２時間があっという間に過ぎた。

　当イベントが開催された「本屋Ｂ＆Ｂ」は、店内に一般的な書店ではなかなかお目にかかれない書籍がびっしりと並ぶこだわりの品ぞろえと、生ビールをたしなみながら本を読めることが特徴の書店だ（現在は新型コロナウイルス感染拡大防止のためドリンクの提供は休止中）。ライブ配信でのイベントも基本的には毎日開催しており、当イベントも４月３０日までの間、アーカイブ配信されている（参加有料）。

　気になった方は下記のリンクから詳細をチェックしていただきたい。

『透明な耳。』トークイベントのアーカイブ動画販売はこちら

https://bbarchive20210324tomei.peatix.com/

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