■櫻井は大野パートを歌わない

『VS魂』と同じ4月1日放送の『櫻井・有吉THE夜会』(TBS系)には、ゲストでYOASOBIの2人が登場。櫻井たちとトークをする中で、ボーカルのikura(20)がカラオケに行き、YOASOBIの曲を歌うとの話題になった。

「ikuraの話を聞いたスタジオメンバーのみちょぱ(22)は、“櫻井さんはカラオケ行かないんですか?”との質問を投げます。櫻井は、“行きますよ”と、嵐の曲についても周囲から“歌って、歌って”とせがまれるといいます。ただ、櫻井は“大体大野のパートだからわからない”と言い、歌わずに手拍子をしているそうです。

 ただ、嵐として21年も活動してきたのに、大野のパートが未だに全くわからないというのは考えづらいですよね。櫻井は、大野のパートを気軽にやらないようにしているのではないかと……」(前出の女性誌記者)

 最近、ジャニーズグループでは、このエピソードに通じるような話が聞こえてきていた。前出のワイドショー関係者は話す。

「3月いっぱいでグループを脱退、ジャニーズ事務所からも退所した岩橋玄樹さん(24)が在籍していたKing&Princeは、2018年11月に岩橋さんが休養に入ってから出場した、2018年、2019年の『NHK紅白歌合戦』などの音楽番組で、彼らのデビュー曲『シンデレラガール』を歌うとき、岩橋さんの立ち位置を空けてパフォーマンスを行ってきたんです。岩橋さんの病気療養の中、残りのメンバーは岩橋さんの復帰を願って、彼の場所を空けていたとされています。

 また、4月1日から株式会社TOKIOを発足したTOKIOの国分太一さん(46)が、4月1日に国分、城島茂さん(50)、松岡昌宏さん(44)との3人での写真を投稿。この写真には人が入れるような不自然な空白があり、脱退した山口達也さん(49)、長瀬智也さん(42)を入れるスペースなのではないか、との憶測を呼びました。

 嵐の場合、『ワイルド アット ハート』のようにユニゾンやハモリ部分が多い曲もあり、歌割りのパートも気にしないで歌えるであろう曲もあるんです。それでも大野さんパートを気にしてあえて歌わないというのは、櫻井さんは大野さんの“歌”を大切に想っていて、気軽な遊びのカラオケなどの場では、やらないようにしているのではないでしょうか」(前同)

 4月1日、嵐の活動休止から丸3か月が過ぎた日、相葉と櫻井、偶然にも同じ日の放送番組で2人が話したグループのエピソードの中には、嵐の“心音”が、しっかりと鳴っていることを感じさせるものだった――。

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