■番組のミスをフォローする加藤の手腕

 その日のオープニングは、「座って両肘を床につけ、顔を乗せた状態となり、両手を腰に回す」という姿勢が女性ならできるものの、男性はほとんどが失敗する、という遊び『重心チャレンジ』に挑む回だったが、2日の放送で加藤が解説した通り、思わぬ方向へ。

「挑戦した岩田アナはおろか、榊原郁恵(61)、近藤サト(52)ら女性陣がことごとく失敗。もちろん男性である加藤も失敗したんですが、“これ(岩田アナは)できて、俺らはできないって流れよ!?”“女性は骨格的に、重心でできるってことよね?”と、どうにかトークで場を持たせていたほか、現場の女性スタッフを呼び出し、挑戦させる機転も利かせていました」(前出の女性誌記者)

 ちなみに、最終的には『重心チャレンジ』の放送を決めた女性のチーフディレクターがどうにか成功させたことで、コーナーは締めることができた。

「3月31日放送の回は、全国の特産物を景品にした、オンラインのクレーンゲーム『ふるさとキャッチャー』に挑むはずでしたが、パソコンがフリーズしてゲームが遊べない事態が発生。ここでも、“ダメ? ダメ? ここまで引っ張ってダメです。申し訳ございません”と謝罪してから、“家だったらWi-Fi環境があれば簡単にできる”と補足説明していました」(前同)

 この際も、加藤は「じつは、オンラインクレーンゲームやったことあるんですよ。家のスマホで、子供が欲しいっていうぬいぐるみとか取りました」「コロナ禍ですから、家でクレーンゲームを楽しんでるパパなんです」というトークをしたうえで、共演者が「ベストファザー賞を狙いにいってる人の発言だ!」とツッコミを入れたことで笑いにつなげる場面があったりと、加藤のフォローが光っていた。

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4