会場となったVeats Shibuya(ビーツ・シブヤ)前には開場前から多くのファンが集まっていた。その年齢層は、歴史あるグループに比べると比較的若いように見える。

 おそらくではあるが、#ババババンビはゼロイチファミリアという、今までとはまったく違うところから生まれた「新系列」のグループであるため、そのファンのなかには同グループが初めての“オタ活”となった者も多いのだろう。

 Veats Shibuyaの最大キャパシティ700人(感染対策のため実際のチケット数はその半数以下と思われる)に対して、同ワンマンライブのチケット申し込み数は3000以上あったというが、何も不思議なことはない。

 #ババババンビのメンバーはいずれも加入前からSNS上で人気を集めていたし、加えてこの1年間で多くの対バンライブに参加したり、連載を持つ『B.L.T.』(東京ニュース通信社)や『EX大衆』(双葉社)といった多くの雑誌にグラビアを掲載したりしているため、1年前よりもさらにファンが増えているからだ。

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