■矢部の復帰後は収録の放送が続いていた
岡村の炎上を受けて、２０２０年４月３０日深夜放送分に矢部が出演し、「本番でしか謝らへんよね」「オフが大切なんよ」などと岡村の本質に踏み込んだ公開説教を実施。それ以降も矢部は出演を続け、同年５月１４日深夜放送回で、正式に矢部の復帰が発表され、この日からコンビの番組として再スタートを切った。
「矢部が復帰した昨年５月２８日深夜からは、生放送ではなく、事前収録での放送となっていました。これについて、昨年７月の会見でニッポン放送の檜原麻希社長は、岡村がＮＨＫ大河ドラマ『麒麟がくる』に出演しているなど、スケジュールの問題がある上、矢部も復帰したことで収録に切り替えたとし、生放送は“なるべく早期に戻そうねという話をしている”と説明していました」（お笑いライター）
檜原社長の会見から約９か月。なぜこのタイミングで生放送スタイルに回帰したのか。そこには、２０１４年９月に矢部が降板した理由も関係しているようだ。
「２０１４年３月に、矢部さんには長男が生まれているんです。矢部さんは子どもが生まれた当時、単独で『アウト×デラックス 』（フジテレビ系）、『やべっちＦＣ』（テレビ朝日系）、『１番ソングＳＨＯＷ』（日本テレビ系）、コンビとして『めちゃ×２イケてるッ！（めちゃイケ）』（フジテレビ系）、『もてもてナインティナイン』（ＴＢＳ系）、『ぐるぐるナインティナイン（ぐるナイ）』、『解決！ナイナイアンサー』（いずれも日本テレビ系）、そして『ＡＮＮ』がレギュラーで、多忙を極めていました。
しかし、仕事に追われていた中でも矢部さんは、生まれたばかりの子どもと一緒にいる時間を大切にしたいと考えていたそうです」（お笑いプロ関係者）
