■麒麟・川島にも徒労感?

『ラヴィット!』と同時間帯の番組では、テレビ朝日の『羽鳥慎一モーニングショー』が世帯10%超え、日本テレビの『スッキリ』が8%前後、フジテレビの『めざまし8』が6%前後の視聴率を記録している。

「『ラヴィット!』はキー局の番組では断トツの最下位にあるということですね。ちなみに、テレビ東京では同時間帯に『カンテク~運命の愛~』という韓流時代劇を放送しています。同作は韓国で2019年12月から昨年2月にかけて放送されたドラマです。日本でも衛星劇場で昨年4月から放送されています。

 4月5日の『カンテク』の世帯視聴率は3.0%、個人では1.5%なんです。つまり、『ラヴィット!』は夏目さんの結婚という“夏目効果”を受けたにもかかわらず、1年以上前の韓流時代劇の数字を下回っているということになるんです……」(前出の制作会社関係者)

 民放キー局ディレクターは話す。

「番組がスタートしてまだ2週目。MCの川島さんの笑顔は消えてはいませんが、その笑顔もどこか疲れている感じも……。まだまだ番組はこれからですが、あまりにも結果が出ないことに多少の徒労感があるのかもしれませんね。

 現在『ラヴィット!』は絶望的な数字を連日たたき出しています。今後は企画やゲストなど、試行錯誤を繰り返しながら、視聴率向上を目指すのではないでしょうか」

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