■集結への大きな期待と「現実的問題」
TOKIO5人が再び集まるその瞬間は、いつになるのだろうか。
「すぐにTOKIOが5人揃うというのは難しいでしょう。山口さんはまだ体調面の不安が払拭されていませんし、何より飲酒運転の事件から半年しか経過していない。もう少し時間が経たないと社会的にも山口さんの復帰は許されないでしょうから、こればかりは時の経過を待つしかありません。
長瀬さんはジャニーズという大きな事務所を離れ、裏方に転身するという話ですが、よほど大きなイベントや機会でもない限り、TOKIOの活動には参加しない方向だといいます。また、今後は、大手のレコード会社や大手芸能プロダクションが絡む仕事は基本的にはしないと。しがらみや制限が生じるような仕事はもうしたくないそうです。TOKIOとして活動するとなれば、必然的に大ごとになるわけですから、グループ活動への参加は、現状ではかなり消極的と言えそうです」(芸能プロ関係者)
さらに、城島、国分、松岡の株式会社TOKIOとジャニーズ事務所本体とのつながりも関係してきそうだ。
「株式会社TOKIOは、代表取締役にジャニーズ本体の社長である藤島ジュリー景子氏が就任しています。言わば、完全な子会社。コンプライアンス重視の社会で、大手のジャニーズ事務所との結びつきが非常に強い株式会社TOKIOが、山口さんを受け入れるのは現実的ではありません。
代わりに、城島さんが昨年7月に立ち上げた個人事務所『S』に山口さんが雑用などを務めるスタッフとして入り、いつか芸能の仕事に復帰する、というルートもささやかれました。しかし、この方法であっても、すぐにというわけにはいきませんし、やはり全員が集まるには時間が必要でしょう。
ただ、“TOKIOは5人”という意識が変わらなければ、いつか全員が集まるときがくるはずです。山口さんの事件、長瀬さんの方向性の違いはあっても、5人の絆は変わらないでしょう。数年なのかしばらく時間が経てば、5人が集結する日は、必ず来るとファンも願っているでしょうね」(前同)
TOKIOの5人が笑顔で音楽を奏でる日が、早く来てほしいものだ。