■「テレビ局員が超高給取り」は今や昔!?
さらに、フジ女子アナたちが美を求めるが故に、生じるのが“金欠問題”だ。
「今回問題になりましたが、カット、ネイル、マツエクはその美容室で無料でやってもらえても、化粧品や洋服など他の美容に関するお金はかかりますよね。今、フジの女子アナにはそれにふんだんにお金をかける余裕がないんです」(前出の制作会社関係者)
フジテレビの社員といえば、かつては超高給取りで、入社後ほどなく年収が1000万円を超えるという時代もあったのだが、
「昨今のテレビ不況で、かつてと比べ、現在は給与体系大きく変わっています。『めざましテレビ』のMCになった井上アナで、おそらく年収600万円台でしょう。入社4年目の彼女でその金額は、一般企業から考えるとかなり高いものです。しかし、すごい倍率を潜り抜けて女子アナになった彼女たちは、まず、大金が稼げると思って就職してきている。
さらに、女子アナがやや特別というのがあります。周囲からの目、写真誌のカメラマンやファンから追いかけれることもあり、そこまで庶民的なところには住めない。服もすべてファストファッションというわけにもいかない。ランニングコストが一般の人よりもかなり高いわけです。
加えて、女子アナは経費が基本はゼロなので、当然ですが、食事などは領収書など切れずすべて自分持ち。また副業が禁止されていて、コロナもあり、結婚式などのバイトも今はないでしょう。そして、コロナ禍で今、アナウンサーでもテレワークというのがあり、そうなると残業代もない。フジは各局の中と比べても不調で、昨冬のボーナスが例年の半分だった、ということもあります。
高給取りで華やかな生活ができる、と思っていたらそんなことはない。ただプレッシャーは以前とかわらず、加えて、インスタがノルマのように覆いかぶさってくる。『週刊文春』に報じられた女子アナたちが、意図的にステマをやっていたとしたら本当に大問題ですが、やや同情の声も上がっていますね」
文春砲が炸裂したフジ女子アナたちの“美容室ステマ騒動”。事態はさらに大きくなっていくのだろうか――。