■ビットコイン取引の新会社を設立!?

 マルタはイタリア・シチリア島の南に位置し、古くから地中海貿易で栄えた島国で、面積は東京23区の約半分ほど。冬場でも温暖な気候で、1年を通してリゾート地としてヨーロッパ在住者に人気のある場所として知られる。

 1月8日に上梓した書籍『GACKT超思考術』(サンクチュアリ出版)の発売に際し、GACKTはマルタの自宅で行われたインタビュー動画をYouTubeで公開している。

「マルタは税制面でもかなりの優遇があり、株式投資などで得た利益(キャピタルゲイン)は基本的に非課税。固定資産税も発生しません。GACKTは芸能活動のみならず、マレーシアでは富裕層向けの不動産業など、経営者の顔も持っています。

 マルタに移住したのは、節税対策の側面が大きかったのではないでしょうか。さらにGACKTはそのマルタで新たに個人会社を設立するようです。それも、ビットコインの取引を行うブロックチェーンの会社だというから驚きです」(前出の芸能プロ関係者)

 GACKTといえば、2019年3月の『週刊文春』(文藝春秋)で、資金決済法違反(無登録営業)の疑いのある仮想通貨「スピンドル」の商談会に出演し、「1000万円が2億円に増えた」などと、資金決済法に触れる可能性がある営業トークを繰り広げ、出資を担っていたと報じられたこともある。

「『スピンドル』はGACKT自らが開発プロジェクトやマーケティングに参加したことから、通称『ガクトコイン』とも呼ばれました。そんなGACKTが再び仮想通貨関連の事業を始めるということですよね……」(前同)

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