ＹｏｕＴｕｂｅ、Ｎｅｔｆｌｉｘ、Ａｍａｚｏｎプライムビデオなど、新興メディアの勢い押されている昨今のテレビ業界。
テレビ各局の評価基準も、世帯視聴率から１３～４９歳のコア層と呼ばれる若年層の個人視聴率へと移行が進み、大御所やベテラン芸能人が番組から切られるなど、タレントにとっても厳しい冬の時代が訪れようとしている。
ところが、そんな中にあっても超安泰、関係者の間で「裏の３強」と呼ばれるタレントたちが存在しているという。
「それが、有吉弘行さん（４６）、マツコ・デラックスさん（４８）、千鳥の３組。『ＴＶｅｒ』では、この３組の番組が圧倒的に見られているんです」（民放キー局ディレクター）
ＴＶｅｒは、日本テレビ、テレビ朝日、ＴＢＳ、フジテレビ、テレビ東京の在京民放５社が中心となって運営するテレビ番組の無料配信サービスだ。
「ＴＶｅｒでは作り込まれた長いＶＴＲの番組はあまり好まれず、スタジオトークが好まれる傾向にあるようです。ＴＶｅｒはテレビではなくスマホで見る人も多い。だから、ＹｏｕＴｕｂｅやＳＮＳの動画と同じで、スピード感のようなものが重要なんでしょうね。
有吉さん、マツコさん、千鳥の３組はリアルタイムに放送される番組でももちろんすごいんですが、ＴＶｅｒでも需要が高いのは、スタジオトークが抜群に面白いからでしょうね。途切れ途切れでも見られるスタジオでのやりとりが、ＴＶｅｒでも人気になっているようです」（前同）
