■「OBに高いギャラを払うのは違う」の声も
『バンキシャ!』は2002年10月の番組スタート時から福澤、そして2013年4月からは夏目が加わって、福澤と2人で総合司会を務めてきたのだが、
「福澤さん、夏目さんの2人がMCを務めることに、日テレ内では強い反発、不満の声が長くあったといいます。理由は、2人が日テレOBだからです。昨今のテレビ不況は深刻で、民放の王者・日テレですら各番組、大幅な制作費の削減が命じられている。にもかかわらず、『バンキシャ!』はOB2人に多額のギャラを支払っていた。
“自局のアナウンサーでいいのでは““わざわざOBにやらせて高いギャラを払うのは違う”という声が、局内で相当上がったといいます。加えて、コロナでさらに広告収入は落ち込んだ。それで、いよいよどちらか1人に辞めてもらうとなった際、やはり立ち上げからの総合司会の福澤さんが残るのは番組のイメージを考えても自然では、となったといいます」(前同)
しかし、実際は、福澤が降板し、夏目は残留となった。
「そうなった理由は、昨年11月末の福澤さんの事務所移籍があったといいます。福澤さんは15年間所属してきた芸能プロを離れ、新たに小倉智昭さん(73)が所属する事務所に移籍したのですが、どうやらそのことがきっかけになったようです。ちょうど、降板の話がしやすかったというのはあるでしょうね。
ただ、局の上層部が当初、降板を考えていたのは夏目さんのほうだったわけです。広告収入減の状況も変わっておらず、アナウンス部を中心に、“局アナでよい”という突き上げも続いていて、夏目さんとしては立場がないとも言えます。彼女の手書きの結婚報告の文面の件も含めて、今秋あたりの『バンキシャ!』からの降板が自然だと思われますね……」(同)
4月4日、結婚発表後、初めての公の場となる『バンキシャ!』で夏目は何を語るのか。そして、一部で噂されるように、彼女がテレビ界から姿を消す日も近いのだろうか――!?
(2021年4月4日公開)