■長瀬智也は初志貫徹、木村拓哉は……
芸能プロ関係者は話す。
「最後の日に、スーツ姿でこれまでお世話になった方々に挨拶回りをしていた、というのも好印象ですよね。昨年10月末で退所した山下は、ハリウッド映画の海外ロケに参加するため、という事情があったにせよ、芸能活動自粛中に退所を強行したと言われています。長瀬が“立つ鳥跡を濁さず”を貫いた一方、山下は“濁しまくり”で去ることになったと言えるのではないでしょうか。
また、長瀬は2019年2月にTBSの磯山氏に引退を告げたそうですが、その後もまったく意思が揺らぐことはなかったといいます。周囲の意見に流されることもなく、とにかく自分のやりたいことをやっていきたい、という思いがあったのでしょう。この姿勢は、木村拓哉(48)とは一線を画しますよね」
1995年、SMAPが大ブレイクし、国民的グループになりつつある中、ジャニーズ事務所から独立するのではないかという報道が流れた。
当時、『オリジナルスマイル』や『がんばりましょう』、『どんないいこと』など、ヒット曲を連発していたにもかかわらず、メンバーの月収は数十万円。年収もとても1000万円に達しない額だったという。
「これに不満を持った木村が独立を匂わせたところ、ギャラが一気に跳ね上がったといいます。それで残留となった。
また、2016年にはSMAP解散騒動が勃発しましたが、当初、木村は中居正広(48)、稲垣吾郎(47)、草なぎ剛(46)、香取慎吾(44)に同調し、5人一緒に退所する意思を固めていたとされます。
しかし、木村は妻で歌手の工藤静香(51)に説得され、意見をひるがえし、事務所に残留することを決めたといいます。それが、現在に至るまでの木村とそれ以外の4人の断絶につながっていると言われています。一方、長瀬は、退所の2年も前に恩人に宣言した自分の意思を貫き、関係各所としっかり話し合いを持ち、TOKIOメンバーにも完全に了解を得て退所することになったわけですからね。
そう考えると長瀬は、赤西、錦戸、山下、木村とは全然違う。作品によっては、俳優、歌手としての活動もゼロではないといいますから、今後、長瀬がどのような動きをするか、とても楽しみですよね」(前同)
ジャニーズ事務所の枠に収まらなかった大スケールの男・長瀬智也の今後に注目が集まる!