■「消防設備士」というレア国家資格で一生安泰?

 福岡の手腕に、マツコ・デラックス(48)は「そりゃおひねり飛び交うわ!」、ナインティナイン矢部浩之(49)も「銀座・六本木でもナンバー1間違いない!」と納得の声を上げ、番組は別の話題に移った。

「これまでも、YouTuberやインスタグラマーなど目新しい職業が生まれてきましたが、ライブ配信は、また新しい稼ぎ方ですね。これもある意味で“副業”ですが、福岡以外にも面白い稼ぎ方をしているタレントは多い。最近では、今年3月末で解散したザブングル加藤歩(46)の意外すぎる副業が話題になりましたね」(専門誌記者)

 加藤は闇営業騒動やコロナ禍などで大幅に収入が激減。しかし、家族を養う必要があり、ローンも返済する必要があった。

 そこで目を付けたのが「消防設備士」という国家資格で、昨年11月に取得した。

「筆記試験は科目ごとに40%以上かつ、 筆記試験全体で60%以上の正解率が必要。実技も60%以上の正解率が必要な難関試験です。今年3月5日にYouTubeチャンネル『ハンバーグ師匠チャンネル』に出演した際に、マンションやモールの火災報知器は、法律で半年に1度の点検が義務付けられていることや、慢性的に人手不足な業界であることから、しっかり稼げていることを明かしています」(前同)

 4月8日放送の『ノンストップ!』(フジテレビ系)によると、「月の最低限度生活していく額」を確保できるようになったという。

「福岡と違って巨額ではありませんが、本来は不安定な芸人という職業でありながら、堅実で安定感のある収入源を確保することに成功した。そういう意味でも、加藤は大成功と言えますね」(前同)

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