■ギャル曽根、もえあずを輩出した名物番組も……

「スポンサーからの突き上げはかなりのもの。今やSDGsに取り組んでいなければ、一流企業とは呼ばれないんでしょうね。それを受け、テレビ各局はSDGsに社を挙げて取り組んでいます。

 SDGsには、飢えをなくし、誰もが栄養のある食料を十分に手に入れられるよう、地球の環境を守り続けながら農業を進めるという“飢餓をゼロに”という目標があります。また、食品ロス削減に関する項目もありますが、大食い番組がこれに引っかかるのではないかと言われているんです。

 加えて今回、人気の沸騰中のぺこぱ・松陰寺、インテリ芸人、コメンテーターとしても引っ張りだこのカズレーザー、第7世代の女性芸人トリオとして露出を増やしているぼる塾・あんりという注目度抜群の芸人からも“大食いはやるべきではない”という要望が出たこともあり、大食い番組は存亡の危機に直面していると言えるでしょう」(前出の制作会社関係者)

 1989年にテレビ東京の『日曜ビッグスペシャル』から始まった、同局の大食い番組。1992年からは『TVチャンピオン』の「全国大食い選手権」という人気企画として放送されるようになり、2005年からは『元祖!大食い王決定戦』として現在まで続いている。

 同番組からはギャル曽根(35)、もえのあずき(33)、ジャイアント白田(42)といった現在でもテレビ番組で活躍するタレントを輩出。

 また、テレビ東京ではデカ盛りグルメをテーマにしたバラエティ番組『デカ盛りハンター』が放送されているほか、日本テレビの『有吉ゼミ』などでも大食いチャレンジは人気企画になっている。

「テレビ東京においては30年以上の歴史を誇り、さらに多くのテレビ局でも大食いは大人気コンテンツとしてたびたび放送されてきました。しかし、SDGsと芸人サイドからの要望もあり、今後は徐々に大食い番組、大食い企画が少なくなっていく可能性は高そうです」(前同)

 大食い番組が消滅してしまうのも、時代の流れゆえ仕方がないことなのだろうかーー。

あわせて読む:
・Snow Manよりエグイ!!父母がざわつくM-1準優勝芸人の「凄いバイト」!
・「リアル有吉弘行の壁」で大爆死!フジ新コント番組に「ツマらない」悪評続々!!
・Snow Man『滝沢歌舞伎』猛批判をラウールの“大炎上”ブログが救った!!
・「Snow Manの笑い方」ラウールはカラス!仏頂面メンバーは「コロナと冤罪」!?

  1. 1
  2. 2
  3. 3