■ロレックスと言えばあの男

 ロレックス愛好家といえば、外すわけにはいかない人物がいる。SMAP時代からずっとロレックスや人気ブランドの腕時計コレクターとして知られている、木村拓哉(48)だ。

 木村は芸能界きってのロレックス及び腕時計愛好家として知られている。そもそも、日本のロレックスブームは木村がキッカケと言っても過言ではない。

「木村が97年の月9ドラマ『ラブジェネレーション』(フジテレビ系)で『ロレックスのエクスプローラーⅠ Ref.14270』(※Refは型番を意味する)を着けていたんですが、これを見て"キムタクの時計が欲しい!"と話題になったのが、ロレックスブームのキッカケと言われています」(女性誌記者)

 当時「ドラマ見たさに夜は街からOLが消える」とまで呼ばれていたドラマ。それだけに、追随した若者も多かった。

 さらに、同モデルは00年に、同じくフジテレビの木村の代表作『HERO』でも使われていた。"キムタク"を象徴する時計の1つである。

「『クォーク』の通販サイトでは、『14270』は80万~85万円で取り扱われていました。ただし、扱っていたのは00年代以降に製造されたものばかりだったため、97年以前に木村が着けていたのは、もっと高騰している可能性が高いですね」(前同)

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