■「愛のあるイジリだったらいいとは言えないけど…」

 さらに『酒のツマミ』では、出川の株を上げる発言もあった。三浦瑠麗(40)が「悪口の境界線は何か?」というテーマをふったのだが、松本は少しマジメなトーンで「これに関しては、哲ちゃんに聞いてみましょうか」と、出川に回答をゆだねたのである。

「いまでこそ『世界の果てまでイッテQ』(日本テレビ系)の活躍などで若い世代から“おもしろいおじさん”として認知されていますが、一昔前の出川は“抱かれたくない”“気持ち悪い”“嫌いな男”などなど、数多くの不名誉な呼ばれ方をしていました。しかし、出川は“抱かれたくない男”として1位に選ばれた際、“芸人として有名になった喜び”は大きかったと明かしたんです」(前出の女性誌記者)

 しかし、同時にひとりの人間としては、

「彼女もいるわけだし、家族もいる」「“抱かれたくない男”に彼女は抱かれているわけだから……」

 としたうえで、

「言った方に愛情があるかどうか」が大切だ、という持論を述べたのである。

「出川によると、松本やさまぁ~ずは出川を“ボロクソ”に言うけれど、同時に“愛をめちゃくちゃ感じるから、何を言われてもいい”としましたが、若手時代の経験として、面識のない若いグラビアアイドルが芸人たちと同じく出川をイジる際は“僕のためじゃなく、自分が目立つために言ってる。それはこっちははっきりわかる”と、愛のないイジリを受けた経験も話していました。“愛のあるイジリだったらいいとは言えないけど、テレビの場合はいいんじゃないかな”と、出川ならではのコメントをしていました」(前同)

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4