■本来の星野は仕事柄外出の機会が多い

 一方の星野は、2003年からほぼ毎年、最低1本は映画やドラマに出演するなど、以前から精力的に俳優として活動してきた。

「俳優業だけではありません。『逃げ恥』の主題歌でメガヒットとなった『恋』を筆頭に、星野は現在の音楽シーンで圧倒的な人気と実力を備えたミュージシャンです。NHK紅白に6年連続で出場しているわけですからね。さらに、コラムやエッセイなどの執筆活動でも高く評価されている。

 俳優、音楽家、文筆家という3足のわらじを履いているうえ、毎週火曜日の深夜1時~3時は生放送ラジオ『星野源のオールナイトニッポン』(ニッポン放送)をやっています。CM業が中心の新垣と違って、家にいる時間はほとんどなかったんじゃないでしょうか……」(前出の専門誌記者)

 昨年10月30日に公開された星野の主演映画『罪の声』でも星野は京都や大阪でロケをしていた。音楽についても、マリンバなど昔ながらの楽器を使うために銀座のレコーディング・スタジオ『音響ハウス』によく通っていることを、昨年11月12日の『ONTOMO』インタビューで音楽プロデューサーの佐橋佳幸(59)が明かしている。

「しかし、コロナで外出が減り、“おうち時間”が増えた。『オールナイトニッポン』も、一時期は自宅からリモート生放送でしたからね。昨年4月3日にインスタグラムを利用して配信し、プロアマ問わず多くのコラボ動画が制作された『うちで踊ろう』も、この時節だからこその企画でしたが、本来、音楽の収録はスタジオで時間をかけて行うものですからね」(前同)

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