アンジャッシュ過去映像で“渡部は全カット”「放送禁止」扱いの違和感の画像
渡部建(アンジャッシュ)

 5月18日放送の『バナナサンド』(TBS系)に、アンジャッシュ児嶋一哉(48)が登場した。バナナマン設楽統(48)から「本日のゲストはアンジャッシュの渡部です!」と紹介された児嶋は「児嶋だよ! その間違いやめろよ!」と即座にツッコミ、「その間違いはやめろ」「渡部は今1番ダメなんだよ」と真顔でダメ出しした。

 お決まりの名前間違いのネタやポンコツぶりをイジられるキャラクターでお馴染みの児嶋だが、同期でつきあいの長い設楽によれば、昔の児嶋はこんなキャラではなかったそうで、「笑いにストイックで、なんかしゃべったりとかしても、“えっ、その方程式ってどういう笑い?”」「これ、俺言われたんだよ」と明かし、サンドウィッチマン伊達みきお(46)を「うわ、面倒くさ! マジっすか」と驚かせた。

 さらに設楽は、「コジは、今でこそ言うとちゃんと受け入れて“児嶋だよ!”とかさ、ギャグにしたりしてるけど」「昔はただただ嫌なヤツだったから」と語り、「昔はイジられを拒否時代があった」と暴露。そんなプライドの高かった児嶋がいじられキャラになったのには、バナナマンがひと役買っているという。

 設楽が会った頃のアンジャッシュは、2人ともダウンタウン松本人志(57)に憧れて上下ジャージ姿でバリバリにトガっており、児嶋は実際にはポンコツなのに天才風を装っていたとVTRで紹介された。その頃、後輩のアンタッチャブルと舞台で共演、山崎弘也(45)から延々とギャグを無茶ぶりされてスベり倒し、怒り心頭になった児嶋は、舞台後、客席に響くほど大声で山崎にキレまくったこともあったという。

 VTRでは、当時バラエティに出演したときの様子も流れたが、「アンジャッシュのお2人です」と紹介された場面でも笑顔も見せず、スカした態度を取っていた。そんな児嶋の転機は、2008年にバナナマンのラジオ『バナナマンのバナナムーンGOLD』(TBSラジオ)への出演だった。

 設楽が「今、コジここで気づけば変わると思うよ」「このままだとコジ、ダメになる」と、プライドを捨てろと児嶋を説得。その後、児嶋はポンコツキャラに方向転換し、「児嶋だよ!」も誕生してブレイクした。

  1. 1
  2. 2