■息の合った演技を見せてくれた

 そんなアリスと菜々緒は、公開中の映画『地獄の花園』で、実に息の合った演技を見せていたという。

「“OLの派閥争い”が、比喩ではなくそのまま“ヤンキー同士の抗争”として描かれた、いい意味でリアリティを完全に無視したスーパー娯楽映画です。主演は永野芽郁(21)ですが、アリスもほぼ主人公同然の扱いでした。全員、アクションシーンは実にガチで、そちらも素晴らしかったですね」(映画ライター)

 アリスは「中途採用で入社し、初日に菜々緒含む社内の全勢力をまとめ上げたカリスマヤンキー・北条蘭」を、菜々緒は「蘭が入社する直前に社内完全制覇を果たした“悪魔の朱里”こと安藤朱里」を、それぞれ好演。パンフレットによると、アリスが敵にバックドロップを決めるシーンは、「ワイヤーなしのガチ」だったという。菜々緒も、「殴り合いだけではなく、アクロバティックであったり、いろんなテクニックを使っていたり、面白い技が繰り出されたりと盛りだくさん」と、太鼓判を押している。

 そんな2人だが、5月22日の公開記念イベントでも互いを褒めちぎっていた。

アリス「菜々緒さん大好きなんです、好きすぎて“なりたい”んです。(撮影中は)いつも何を摂取されているのかをずっと見たり聞いたりしていたら“栗がいいんだよ”と教えてくださって……。小さい袋で80袋くらい買いました」

菜々緒「アリスとエンケン(遠藤憲一)さんの脚が好きで、筋肉質な脚が好きなんですよ。アリスとエンケンさんの脚をなめ回して見ていました」

 と、それぞれコメントしている。

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