ＴＢＳの安住紳一郎アナウンサー（４７）が、今秋から同局系朝の情報番組のＭＣを務めることが５月１９日に発表された。
有吉弘行（４６）と結婚し、芸能界引退を発表した夏目三久（３６）がＭＣを務める『あさチャン！』（月～金曜午前６時）が９月末で終了し、後番組のＭＣを安住アナが務めることになる。新番組のコンセプトは「ニッポンの朝が見える」だという。
５月２６日、ＴＢＳは新型コロナウイルス拡大の影響で社長定例会見を中止したことを受けて、質問状に文書で回答。佐々木卓社長は「幅広いジャンルで活躍している安住アナウンサーが、１６年ぶりに生放送の帯番組を担当するということで、私自身、とてもワクワクしています」と新番組への期待を明らかにした。
さらに「安住アナウンサーはとても親しみやすいキャラクターですし、その日に求められるニュースやさまざまな情報をお伝えしていく新番組にはピッタリだと思っています。魅力を存分に発揮してもらいたいと思います。１日の始まりとなる朝に、新しい風を吹き込んでくれると期待しています」とコメント。
そんな安住アナは５月３０日、パーソナリティーを務めるラジオ番組『安住紳一郎の日曜天国』で、６月１日に佐々木社長との面談が予定されていることを明らかにした。
「安住アナは、周囲が騒がしいので自分から言っちゃおうという感じでしたが、社長面談では、朝の番組がどういう方針で制作されるのかが話し合われたり、また安住アナの今後の処遇も言い渡されるのかもしれませんね。安住アナは現在、イチアナウンサーながら局長待遇。噂では、次の移動で、役員に昇格するのではと言われています。
役員は経営者サイドで労働者ではないため、労働基準法の対象外となる。ですので、懸念されている今秋からの安住アナの“働きすぎ問題”がクリアになります。彼にとってはとても重要な話し合いになりそうですね」（制作会社関係者）
ＴＢＳの社長も大いに期待する安住アナの新番組について、その詳細も聞こえ始めている。
「安住アナも新番組を始めるにあたって、相当気合いが入っているようです。ただ、彼が心から信頼している制作スタッフはＴＢＳ内でもそれほど多くはありません。そんな、数少ない信頼しているスタッフのひとりが、安住アナがＭＣを務めている『新・情報７ｄａｙｓ ニュースキャスター』の制作上層部にいるＡ氏だといいます」（前同）
安住アナとＡ氏は同期入社だという。だからこそ、安住アナはＡ氏に厚い信頼を寄せているのかもしれない。
「新番組は安住アナのキャリアから考えても、絶対に失敗できない。そのため、Ａ氏に番組を仕切ってもらうようお願いしているといいます。Ａ氏はかつて、みのもんたさん（７６）がＭＣを務めた『朝ズバッ！』を担当していましたからね」（同）
