『鬼滅の刃』LiSA「強くなれた」大物女優の言葉、家出同然の上京…波乱万丈人生の画像
※画像はLiSAの公式ツイッターアカウント『@LiSA_OLiVE』

 5月24日放送の『徹子の部屋』(テレビ朝日系)で、『鬼滅の刃』の主題歌『紅蓮華』のヒットで大ブレイクしたLiSA(33)が知られざる下積み時代のエピソードを明かした。LiSAは、2019年に『紅蓮華』がヒットし、翌年『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』の主題歌『炎』も大ヒットし、2年連続で『NHK紅白歌合戦』出場をはたした。しかし、ブレイクするまでには苦労の日々があったという。

 幼少期は、母親が離婚して女手一つで育てられたというLiSAは、「小学生の途中に母が独りになったので、突然その現実が受け入れられなくて。母が働きにいくのがすごく寂しくて、土日もいないので」「母が休みの日を狙って“お腹が痛い”って朝言ってましたね」と回想。当時はかなりの人見知りで、そんなLiSAを見かねた母が、幼稚園の頃にミュージカル教室へ通わせたという。

 その経験が今でも活きているそうで、「LiSAという役というか、LiSAという者として、人前に出るのはこのときのミュージカルでつちかった何かに入り込むとキチンとなりきって話ができるとかっていう技を、ここで経験させてもらった」と語った。もともと何かと悩みがちな子どもだったLiSAは、自分を変えたいという思いから沖縄のダンススクールへ行くことを希望。母もその思いを汲み取り、11歳で歌とダンスを学ぶため単身沖縄にホームステイしたという。

 沖縄で3年間学んで故郷の岐阜へ帰ったが、これまで母親に苦労をかけたため、帰郷後は音楽をやらないという約束をしていたが、「目標を失ってしまったような、何のために私は今学校に通っているんだろうって気持ちもすごく出てきてしまって」「学校にあまりなじめませんでした」と当時の葛藤を振り返った。

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