■光一の「中立発言」にメリー喜多川氏も動揺
毎年恒例の年越しライブ「ジャニーズカウントダウン(カウコン)」では終了後、派閥別にステージを降りていくことが通例だったというが、2013年の「カウコン」ではテレビ放送終了後、ステージ上にタッキー&翼とKinKi Kidsの4人が残った。
そのとき、堂本光一(42)が周りの3人を見渡し、「中立な俺らがステージに残りましたね」とあえて派閥の存在をほのめかし、会場を盛り上げたのだ。
この光一による「中立な俺ら」という発言は、ジャニーズファンのみならず、ジャニー氏の姉でジャニーズ事務所のメリー喜多川名誉会長の耳にも届いた。
2015年1月に『週刊文春』(文藝春秋)が掲載したメリー氏への5時間インタビューでは、この光一のセリフを記者から聞いたメリー氏が、「“中立”って光一が!? その意味がわからない、それ、マイクで言ったわけ?」と動揺する場面もあったという。
「剛派や光一派でキンキのファン同士が争うことに、剛は心を痛めていたのではないでしょうか。また彼は、ジャニーズ事務所内の派閥争いも見てきた。
だからこそ、剛はわざわざ派閥を作って争うことの不毛さを嘆き、“しょうもない”と突き放すようにコメントしたのかもしれませんね。今回のラジオでは、剛のそんな本音が垣間見えたように思います」(前出の女性誌ライター)
剛と光一の2人は、周囲の雑音に惑わされることなく、キンキを応援してくれるファンのために活動を続けていくに違いない。