■「明るい部分でも、漆黒とした感情に移り変わる……」

「三浦さんは生前3本の映画を撮影していました。映画『天外者』、『ブレイブ‐群青戦記‐』の2作は既に公開され、残すはこの『太陽の子』のみ。正真正銘のラスト公開作となります。

 昨年7月8日に行われた同作の記者会見に出席した三浦さんは、自身が演じた兵士役について、“明るい部分でも、漆黒とした感情に移り変わるんだという、そのむごさというものが表現できたらいいのかなと現場では思っていました”と話していました。壮絶な時代背景や1つ1つのセリフの重みも相まって、心に傷を負った裕之を全身全霊で演じる三浦さんの姿は、予告編だけでもかなり胸に迫るものがありますね。ファンからは≪大切に見届けたいと思っています≫≪絶対観に行きます≫と前向きな声が上がる一方、≪予告だけで泣ける≫≪胸がいっぱい≫≪こんなの辛すぎて観れません…≫といった反応も見受けられます」(女性誌記者)

 併せて主題歌には、三浦さんと生前親交のあった事務所の先輩・福山雅治(52)の『彼方で』が起用されたことも明らかに。三浦さんの死後、福山は自身がパーソナリティを務めるラジオを通じて「春馬くんの作品をより一層、愛してあげてください。それが、彼が生きてきた証になり、“俳優・三浦春馬”“歌手・三浦春馬”の永遠の命となっていくことと思います」と思いを語っていたこともあり、≪福山さんが主題歌を担当されるというのは、なんともいえない気持ちです≫≪春馬くんは喜んでくれてるのではないかと想像しています≫と、再びつながった2人の縁を喜ぶ声も上がった。

 来月には一周忌を迎える三浦さん。銀幕ラスト作の公開日も近づき、ファンの胸にはさまざまな思いが去来しているようだ。

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