■チョコプラ側はパクリを否定
昨年11月16日にチョコプラが、自身のYouTubeチャンネルに投稿した動画で誕生した『悪い顔選手権』。「もし逮捕されたときにどちらが悪い顔できるか」を競うという内容の企画で、嵐の櫻井翔(39)の番組『1億3000万人のSHOWチャンネル』(日本テレビ系)など、テレビ番組でもたびたび取り上げられてきた。
「2021年に入り、テレビでも『悪い顔選手権』が取り上げられるようになると、ネット上で、ウェブメディア『オモコロ』が2017年6月16日に公開した『最凶の悪人顔は誰だ? 容疑者フェイス選手権』に似ているとの声が出始めたんです」(前出の制作会社関係者)
『オモコロ』の記事は、同メディアのライターたちが「犯罪者風」の格好に扮し、どんな罪を犯したのかをニュースの報道仕立てで紹介。そこから、“本当に容疑者として捕まっていそうな人物”を決めるというものだった。
「確かに『悪い顔選手権』とかなり似ている部分がありますよね。ただ、チョコプラは4月19日のYouTube動画で、自らパクリ疑惑に言及。考案者である長田さんは“これ本当に信じてもらいたんですけど、パクってないですよ”と否定しました。
チョコプラ側が否定し、『オモコロ』側も特にこれといった動きがないので、騒動については落ち着いたと言えます。ただ、一度ケチがついてしまっている企画である以上、制作関係者からは“もうテレビでやるのは難しい”という声も聞こえてきています」(前同)
2つの壁がチョコプラの前には立ちはだかっているようだが、
「不安視される要素があるとはいえ、チョコプラはぽっと出のコンビではない。売れるまで約12年、ずっと日陰で実力を蓄えてきたわけで、ネタ、スタジオトーク、モノマネ、コントとなんでもこなせる。好感度も抜群で、子どもたちからの人気も高い。この程度のつまずきなら簡単に乗り越えてくれる気がしますね」(同)
チョコプラなら、フジテレビが勝負をかけたレギュラー番組の不調もパクリ疑惑も余裕で乗り越えられる?