■菊池風磨が佐藤勝利を見事にフォロー
このハプニングは2014年12月31日放送の『第65回NHK紅白歌合戦』で起きたもので、Sexy Zoneのファンにはよく知られた話だ。佐藤の話を補足すると、スネアドラムの数自体は足りていたが、メンバーの立ち位置がズレたことで、佐藤の前にスネアドラムがない状態となってしまったらしく、佐藤は後ろ向きになってポーズを取ると、急きょ、ダンスを披露。さらに、菊池風磨(26)が佐藤の分を含めた2人分のドラムをたたく神対応を披露し、ピンチをしのいだという。
かつては不仲説がささやかれることもあったSexy Zoneだが、こうしたエピソードからも不仲説が事実ではないことが分かる。
実際のところは、お互いが良きライバル関係にあるようで、それを裏づけるように、佐藤は4月22日の放送回で「うちはバチバチするグループなんで。(『VS魂』へのレギュラー出演決定に対し、ほかのメンバーからは)良い意味で、“おまえがレギュラーかよ”みたいなのが(ある)」「“負けてらんねえな”っていう5人の集まりなんで」とメンバーたちの関係を明かし、ファンの間で話題となっていた。
バチバチのライバル関係にある一方で、グループでパフォーマンスを披露する際には、ファンのためにベストを尽くそうと、お互いのミスをフォローし合うメンバーたち。今年でデビュー10周年を迎える彼らだが、長年にわたり苦楽をともにする中で、その絆はますます強固になっているようだ。