■当初の損害賠償請求額は7億9000万円……

 伊藤といえば、2020年10月に道路交通法違反(ひき逃げ)などの疑いで逮捕され、3月25日に不起訴に。その後、4月28日発売の『週刊新潮』(新潮社)の独占インタビューで心境を語り、さらに5月1日には『新・情報7Daysニュースキャスター』(TBS系)のインタビューにVTR出演。

「(当時に)戻れるとしたら、すぐその場で止めて駆け寄って、自分で救急車だったり警察だったりを呼ぶっていうことを……なんであのときできなかったんだろうというのは、ずっと思いますし。戻れることならって、ずっと思ってます」などと涙ながらに語った。

 また、『週刊新潮』のインタビューで伊藤の所属事務所関係者は、CMなど契約していた企業から7億9000万円の損害賠償請求があったものの、不起訴になったことで請求額を減らしてくれた企業もあった、というリアルな内実も明らかにしていた。

「減額されたと言っても、伊藤は数億円規模の違約金を支払う必要があるのでしょう。ネットの声にもありますが、今回のファンクラブ発足は違約金を返済するための資金を集めるため、伊藤サイドの焦りを感じる行動に思えてしまいますよね。これには、芸能関係者からは“まだ早すぎるでしょう”、“俳優として仕事をする前に、いきなりカネを求めてしまった印象”という声もあります。

 また、表参道で写真展も開催するということですが、コロナ禍にイベントを開催するという点にも賛否あるようです」(芸能プロ関係者)

 ファンクラブ発足、写真展開催の次の一手とは? 事件を深く反省しているという伊藤。なんとか再起を期待したいが……。

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