■除湿と冷房、気になる電気代は?

「湿度が70%を超えると、体内の水分をうまく排泄できず、体調不良を招きます。すると、毎年、多くの死者が出ている熱中症のリスクが上がってしまいます。除湿運転は、室温も少し下がりますが、何より湿度を下げることに特化しています。快適な湿度は40~60%なので、湿度が高い日は、まず除湿運転にするのがいいでしょう」(同)

 ただ、エアコンをフル稼働していると、どうしても気になるのが電気代。節約するためは、除湿と冷房、どちらがいいのか。節約アドバイザーの和田由貴氏は、こう解説する。

「高級エアコンなどに備わっている“再熱除湿運転”は、冷房よりも電気代がかかります。でも、一般的な除湿運転の電気代は、冷房とほぼ同じ。冷房運転もある程度、空気中の湿気を取り除くので、高温多湿の日は冷房メイン、気温が低く湿度が高い日は除湿メイン、というように使い分けるといいでしょう」

 加えて、エアコンを止める際にも、ちょっとした心がけをすると、カビ予防になる。

「カビが発生する原因は、内部の結露です。エアコンの運転を止めると、外気との温度差で結露が発生するので、それを防ぐため、使用後は10分くらい送風運転を行い、内部の湿気を取り除いてください」(前同)

 エアコンを正しく使い、湿気や暑さ知らずの快適生活を送ろう!

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