■やりたくないことはやらない

 続けて、みちょぱは「だから、NGもいっぱいある」とし、心霊系ロケ、虫を食べる、すっぴんは断っている明かした。そして、「適している人がやればいい。面白くなるし、求めている反応をしてくれる」と、NGの理由を説明すると、さんまが「それは正解」と納得した。

 また、落語家の桂宮治(44)が「(芸能界で生きていくために)ADさんにも“社長!”って言ったりしてるんですよ」などと、誰にでもヨイショしていると明かすと、みちょぱは「イヤな人生」と言い捨てた。そこで、さんまが「昔の芸人さんはな、おごってもらうために“社長!”っていう」と、かつて、下積み時代の芸人はたいこ持ちのようなことをしていたとフォローすると、みちょぱは「大変ですね」と驚いた。

 そして、若くしてブレイクしたタレントはヨイショをした経験がないと、さんまが指摘すると、みちょぱは「しないですよ、そんな媚び売るみたいな」と即否定。宮治が「媚びじゃないですよ、ごはんを食べるためです!」と訴え、スタジオの笑いを誘っていた。

 NG事項で妥協しないスタイルで、みちょぱは芸能界で確固たる立ち位置を築いてきたようだ。一方、彼女と同様にギャルタレントとしてブレイクした藤田ニコル(23)は、逆にNGなしのプロ根性で芸能界をのしあがってきた。

 たとえば、18年5月放送の『金曜★ロンドンハーツ』(テレビ朝日系)で、藤田は業界スタッフからの「“NGなしで何でもやります”と言ってくれた」「コメント能力が高い」とホメられていると紹介されている。また、多くのバラエティで共演している、アンガールズ田中卓志(45)は「ナメクジとかカメムシをバクバク食べてリアクションを取れるのがスゴい。女芸人でもないのに、ここまでやられたら、芸人はかなわない」と、藤田のプロ根性を称賛している。

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