コンビニ「冷やし麺」プロが厳選する!本当にうまいNo.1決定戦の画像
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 蒸し暑さを感じる今日この頃。夏に向けて、さらに暑さは増すが、逆に減るのが食欲だ。

「そんなときの強い味方が、中華麺やそばなどを使った冷やし麺です。暑くてもサッと食べられて、胃にもたれない。夏の昼ごはんに最適です」(料理研究家)

 そうした“夏食”の代表格、冷やし麺部門が今、コンビニを舞台に大激戦を繰り広げている。コンビニ評論家の渡辺広明氏が語る。

「昔は、コンビニ冷やし麺といえば冷やし中華とそば、そうめんくらいのものでした。でも最近は、有名店とのコラボや冷やしラーメンなど種類が豊富に。さらに6月中旬から各社、新商品を次々と発表するんです。各社の特色があって、食べ比べても楽しいですよ」

 そこで今回は、王道から新商品まで、コンビニで買える“本誌厳選の絶品冷やし麺”を紹介していこう。

 まずは定番の冷やし中華。

「一目で分かる違いというのは少ないですが、セブンイレブンは中京・近畿地方では、ご当地の食べ方に合わせてマヨネーズがつく。ファミリーマートはチャーシューが大きめに切られて、食べ応えがあるなど、細かい違いはあります。自分に合った商品を探すのも一興ですね」(グルメライター)

 あっさり系が多い冷やし麺だが、コッテリ感が欲しい方は、冷やしラーメンを試してほしい。ファミリーマートの『冷やし味噌ラーメン』(460円)とともにオススメなのが、セブンイレブンの『とみ田監修 濃厚豚骨魚介 冷しW焼豚つけ麺』(594円)だ。

「セブンイレブンは、有名店とのコラボ商品のレベルが特に高く、有名店の味を自宅で簡単に楽しめます。ボリュームもあるので、ガッツリ食べたい男性にピッタリです」(渡辺氏)

 一方、体重が気になる人にはローソンの『裏切りの一杯』シリーズ(冷し白湯麺と冷し担々麺の2種、ともに530円)を試してほしい。

「この商品の売りは“低糖質”でヘルシーなこと。従来の麺から40%オフという、独自の麺を使用しているんです」(前同)

 記者が実際に食べてみると、「うまい!」のひと言。具を麺に絡めて口に入れると、濃厚なうま味が感じられ、“糖質40%オフ”が信じられないほどだ。

 日本人にとって夏の定番食、そばもコンビニ独自の研究が重ねられ、今では専門店にも負けないクオリティになっている。

「ファミリーマートでは今年、そばの大幅改良をしたといいます。のど越しがよくなり、コシも強くなっているんです。定番の『だし香るつゆ コシが自慢のざるそば』(360円)など、シンプルな商品を食べてみるのもありですね」(同)

 どれも甲乙つけ難い、うまさ。今年の夏は、あなたの口で「本当にうまいNO.1」を見つけてほしい。

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