■頼みの新企画は不発!?

 ただ、『スポニチ』の報道後も宮迫は、山本やバッファロー吾郎A(50)、野性爆弾ロッシー(46)といった吉本芸人とのコラボも実現させている。

「吉本芸人とのコラボが完全に封じ込められたわけではないのですが、コラボする芸人のネームバリューも以前に比べると微妙なところもあり、大きなヒットは出ていません。また、6月23日付のウェブサイト『サイゾーウーマン』では、宮迫が『スポニチ』の報道が出た後にも複数の吉本芸人に直接オファーしていると報じられました。

 6月3日に、宮迫が山本圭壱の自宅を訪れて番組新MCを依頼するという動画『WinWinWiiinの今後について謝罪とお知らせ』が公開されましたが、吉本から許可を取り付ける前に、直談判の様子を撮影していた、と同サイトは報じています。記事にあるように、吉本からの通達があったにもかかわらず、未だ直接オファーを続けていたとすれば、いよいよ今後、吉本に所属する芸人とコラボ不可、という状況になってしまったとしても不思議ではないでしょうね」(前出のスポーツ記者)

 こうしたコラボ動画について危うい話がある一方で、5月23日、宮迫はテレビ番組を彷彿とさせる大型セットでのYouTube番組『有頂天レストラン』の配信を始めている。

「5月23日投稿された初回は76万回再生。他の宮迫さんの動画に比べたら多い方ではありますが、大型セットを組むといった、巨額のコストがかかっていることを考えると再生数は多いとは言えないでしょうね。また、6月26日には2回目の配信もありましたが、こちらは2日で15万回とやはり良いとは言えない。

 おそらく、この企画の制作コストはスポンサーが払っているもので、再生数が伸びず良い収益にならなくても、宮迫さんの懐は痛くないのでしょう。ただ、もの凄いお金がかかっているこの企画の数字が伸びないのは、宮迫さんのYouTubeのファン、またYouTube動画を日頃から愛するネットユーザーが求めるコンテンツではないからでしょうね。YouTubeとテレビは別、YouTubeにテレビの内容は求めていないのかもしれませんね。

 やはりYouTubeでは、“YouTubeらしいもの”が受ける、また、お笑い芸人・宮迫さんの強みが生かされたものがヒットするのではないでしょうか。そうなるとやはり、芸人コラボが封じられているのは、厳しく感じられますね……」(前出のWEB編集者)

 置かれた状況は厳しそうではあるが、長年多くの人々を笑顔にしてきた宮迫なら、きっと誰もが楽しめる新コンテンツを作り出してくれるに違いない!

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