中川大志『ボクの殺意が恋をした』過去イチ“陽”のハマり役で「国民的俳優」に!の画像
中川大志

 7月4日より放送がスタートする、新日曜ドラマ『ボクの殺意が恋をした』(日本テレビ系)。よし来た、“陽”の中川大志(23)!

 最高に“間が悪い”殺し屋で、標的を殺すどころか恋してしまう、男虎柊役である。このキャラクター設定からワクワクする。思いきりカッコつけながら困惑する中川の明るい演技が、コロナの鬱鬱を吹き飛ばしてくれるはず! しかも、脚本が『ルパンの娘』(フジテレビ系)、映画『翔んで埼玉』『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~』の徳永友一氏。もう見ないという選択肢はない、そのぐらい前のめりで楽しみにしているドラマである。

 中川は子役出身だが、良い経験、楽しい思い出をスポンジのように吸収し、スクスクと育った感が本当にいい。今の中川大志を見ていると、楽しそうに演じている人が、結局は最強なのだとつくづく思う。

 もちろん陰のある役もうまいが、今の彼から溢れ出る、太陽のような明るさを活かした役がもっと見たいな、とずっと待ちかねていた。2021年1月2日に放送された『ライジング若冲 天才 かく覚醒せり』(NHK総合)の円山応挙役はまさにそれで、中川の笑顔と躍動感がドラマ全体にみずみずしさを与えていて、本当にまぶしかった。

 すでに多く主演を張っているイメージがあるが、この『ボクの殺意が恋をした』が地上波GP帯ドラマ初主演という中川大志。思いきりドタバタしてほしいし、美しすぎるヒロイン・新木優子(27)にブンブン振り回されてほしい。イヤミのない彼の魅力は、必ず子どもからお年寄りまで愛されるはず。

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