■「さんまとマツコだから大丈夫」と楽観的にスタートし……

 マツコは2020年9月、番組開始から11年にわたって出演し続けてきたさんまの『ホンマでっか!?TV』(フジテレビ系)を降板。しかし、さんまもマツコも2人で番組をやりたいという意向があり、『週刊さんまとマツコ』のスタートにつながったという報道もある。

「『週刊さんまとマツコ』は、“こういうコンセプトでやりたい!”という感じではなく、とにかく2人でやろう、というところから始まったそうです。TBSにしてみれば、さんまさんとマツコさんが出てくれるなら、どんな内容でも大歓迎だったでしょう。

 そのせいか、“2人だったらどんな内容でも大丈夫でしょう”と、楽観的な感じで番組はスタートしてしまったそう。2人ありきで始まったので、企画もコンセプトも特に感じられない、という視聴者も少なくないのではないでしょうか」(前出の放送作家)

 6月27日の放送では、TBSの国山ハセンアナウンサー(30)と渡部峻アナ(25)がさんまとマツコに悩みを相談したり、マツコが友近(47)の舞台に出演したことについて、2人でトークを展開した。

 また、5月16日の放送では「誰かのベスト弁当を作ろう」というテーマで、さんまとマツコが弁当作りに挑戦。同企画は2週に分けての放送となり、16日の放送では食材の買い出しまでで終了してしまった。

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4