■“さんまNG”台本もバイク便で

 4月13日発売の『週刊女性』(主婦と生活社)では、1月20日放送の『夜な夜なラブ子さん』収録前日の21時頃、バイク便で中居の事務所に台本を届けたところ、中居サイドから「さんまさんはダメだって知らないんですか?」「“さんま”という言葉も絶対NG」だと電話連絡が入ったと報じている。

「今年1月から『夜な夜なラブ子さん』のメンバーに、明石家さんまさん(66)の娘でタレントのIMALUさん(31)が加入しました。番組サイドはさんまさんのエピソードも絡めて、面白いトークを展開できると考えたんでしょう。

 しかし、台本を受け取った中居さんサイドから“さんまNG”という連絡が入り、一時はIMALUさんの出演自体も白紙になりかけたといいますが、台本の“明石家さんま”という部分を“ご両親”に変えて収録が行われたと『週刊女性』では伝えています。

 ただこれも、中居さんがもしデジタルに対応していたら、もう少し早い段階で台本を受け取っていて、より早い対応できていたかもしれませんよね」(前出のワイドショー関係者)

 2020年2月に行ったジャニーズ事務所独立発表会見では、中居が会見前日に木村拓哉(48)、稲垣吾郎(47)、草なぎ剛(46)、香取にメールでメッセージを送ったとも明かしている。放送作家は言う。

「中居さんがメールができないということはないですよね。ただ、台本をメールで送付されるのはNGで、実際に紙になったものを読み込みたい、というこだわりがあるのでしょう。それは中居さんの司会の仕事に直結するものでもある。

 中居さんのMC術は高く評価され、“芸能界イチ”とも称されますが、よく語られることとして中居さんの入念な準備がありますよね。共演者やジャニーズの後輩に明かされていますが、中居さんの台本にはビッシリと書き込みがあると。紙の台本をもらって、それをじっくり読み込み、シミュレーションをして、進行の注意点やアイデアを書き込んでいく。そうして本番に臨むから、素晴らしい番組ができるのでしょう。ですのでやはり、中居さん的には台本のメール送信はNGなんでしょうね」(前同)

 SNSデビューはまだまだなのかもしれないが、これからも変わらず、中居の名司会ぶりが見られればいいのかも。

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